【2025年7月9日】エプソンは、インドで同社初の大容量インクタンクプリンタ製造施設を開設した。
新施設は、現地パートナーであるRIKUN Manufacturing Pvt. Ltd.(インド・チェンナイ)の工場内に設置され、2025年10月から量産を開始する予定。
エプソンの大容量インクタンクプリンタは、従来のカートリッジ式と比較してインクの単価が低く、交換も容易であることから、経済性と利便性を両立している。また、交換頻度が少ないことから、消耗品の削減による環境負荷も低減した。
これまでに同製品は、世界で累計1億台以上、インド国内では800万台以上が販売されており、個人からビジネス用途まで幅広く普及している。
今回の製造施設開設は、インド国内の需要に応じた生産の現地化を図る取り組みの一環であり、同時に現地パートナーとの連携によって地域社会との信頼関係を深める狙いもある。
エプソンは、急成長するインドをグローバル戦略上の重要拠点と位置づけており、今後も地域と連携しながら価値の創出を図るとしている。
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