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【年頭所感】小森コーポレーション代表取締役社長 持田訓 「顧客感動創造企業」を目指し「社会の公器」としての責任を

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【2023年1月4日】新しい年を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。旧年中に皆様より賜りましたご高配に深く感謝申し上げますとともに、本年も皆様方のご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の防止対策と経済活動の両立が進む一方で、サプライチェーンの不安定化や欧米を中心とした急速なインフレ、金融引き締めに伴う利上げの影響を受けた急激な円安など、世の中が目まぐるしく変化を遂げる1年となりました。印刷業界においては、先進国を中心に加速するDX(デジタルトランスフォーメーション)により出版、商業印刷分野で印刷物の減少が進んでおりますが、高付加価値印刷やパッケージ印刷の需要は堅調に推移しております。印刷業界においても資材供給難や材料費、物流費、人件費の高騰の影響があり、解決に向けた生産性向上の取り組みが求められております。

昨年11月に開催された国内最大の印刷展示会IGAS2022では、当社が提唱するコネクテッド・オートメーションをコンセプトに、生産工程全体をデジタルでつなぐことで、生産効率の改善・コストを見える化し、お客様の収益性向上を図るソリューションを展開しました。久しぶりのリアルイベントということも相まって、KOMORIブースは連日大盛況でした。他にも、ユーザー会である小森会のハイブリッド形式開催、小森グラフィックテクノロジーセンターでの内覧会の開催、アジア地域向けのオンラインイベント配信などを実施し、最新の情報を絶えずお客様にお伝えすることで、大きく変化する社会環境の中での課題解決を提案してまいりました。

オフセット印刷機事業では、国内外で高い評価を得ているリスロンGX/Gアドバンスシリーズのラインアップを強化し、お客様のニーズに最適な印刷機を提供できる体制を整えました。今後の販売強化に向けて、堅調な市場成長がみられるパッケージ印刷向けモデルや、アジア地域特有のニーズに応える戦略モデルの商品化に取組んでまいります。また、コネクテッド・オートメーションの中核システムである「KP-コネクト プロ」は、印刷工場のスマートファクトリー化に大きく貢献することが可能です。現在海外展開を進めており、世界中のお客様のさらなる生産性向上に寄与すべく取り組んでまいります。

DPS事業では、昨年9月に東京カメラ部とコラボレーション企画を行い、最新鋭のデジタル印刷機インプレミアNS40を用いて、1億画素で撮影された色彩豊かな風景を、300PPIの高解像度を維持したまま印刷しました。来場された多くの方々から高い評価をいただき、今後予想される新しい芸術の分野においても、確かな可能性を感じております。

証券印刷機事業では、紙幣印刷への需要が引き続き堅調で、新型コロナ感染症で遅延していた入札や搬入も再開しております。各国で設備の入れ替えや新工場建設のプロジェクトが進行しているほか、工場を24時間稼働させるための設備予防保全などの要望が増加しております。

PE(プリンテッドエレクトロニクス)事業では、コロナ禍によるDX化の加速や大容量・高速通信技術の導入に伴い、パッケージ基板需要が急拡大しております。ファクトリーオートメーションが求められる現在、印刷機と前後工程機器の組合せによる全自動ライン化にも注力しております。時代の要求に適した生産設備を提供することで、今後の半導体関連業界の発展に寄与してまいります。

KOMORIは本年創業100年目を迎えました。「顧客感動創造企業」を目指し、「社会の公器」としての責任を全うすべく、これからも様々な商品とソリューションを提供することで、お客様と社会の発展に寄与して参ります。本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

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