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【年頭所感】トッパン・フォームズ 代表取締役社長 坂田 甲一 「プラットフォーム」と「グローバル化」をキーワードに新領域に踏み出していく

【2020年1月7日】令和最初の正月を迎え、2020年がスタートしました。
今年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催される歴史的な年であり、2020年代の幕開けともなる、まさに節目の年といえる年です。

坂田甲一(トッパンフォームズ代表取締役社長)
トッパン・フォームズ 坂田 甲一 代表取締役社長

トッパンフォームズグループでは創業当初から経営理念として「三益一如」を掲げています。
「三益」とは、事業活動を通じて社会に貢献する「社会益」、当社が利益を上げてゴーイングコンサーンを続けていく「会社益」、そして社員が仕事を通じて幸せをつかむ「個人益」の3つの利益を指します。当社ではこの三益を共通する一つのものだと捉え、その実現を目指しています。これはSDGsにも通ずる考え方であり、当社の企業経営における軸となります。
また、企業の発展は担い手である従業員のこころとからだの健康と一体であると考えます。会社としても優先すべき経営課題と一つとして健康経営に注力していきます。

当社グループは、今年度を「デジタルハイブリッド元年」と定め、特にデジタル領域の取り組みの強化を図ってきました。その一つが、金融機関を横断し、各種手続きを共通・簡素化するプラットフォーム「AIRPOST(エアポスト)」です。このサービスは企業・ユーザー双方の生産性を大きく高めるものであり、社会のインフラとして機能させることを目指しています。
金融機関をはじめとしたあらゆる企業が利用できるオープンプラットフォームを志向しており、将来的には海外への展開も目指します。さらに当社グローバル事業においては、香港、シンガポール、タイを中心に、昨年8月に関連会社化したインドネシアのレイコム・ドキュメント・ソリューションズ社と協業しながら、デジタル領域の強化を推進していきます。

今年は成長軌道への回帰に向けてこれまでに取り組んできたことの真価が問われる一年になります。さらなる飛躍に向けて、過去や先入観にとらわれないイノベーティブな組織、社風を醸成し、新たな事業を生み出していき ましょう。

 

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