【2026年2月17日】大阪書籍印刷は、万年筆ユーザーのために設計したノート「Mannet(マンネト)」を発売した。新社会人や転勤、昇格など新たな門出を迎える“特別な春の始まりの1冊”を提案する。
同社は1909年創業、書籍製作で100年以上の実績を持つ同社は、紙市場の潜在ニーズを掘り起こす取り組みとして文具市場に参入。電子化が進む中でも「書く体験」の価値を再提案する。

Mannetは、万年筆特有の書き心地を最大限に引き出すため、用紙に「モンテルキア」を採用。複数メーカーの用紙を比較検証し、インクの裏抜けを抑えつつ乾きやすく、滑らかな筆記感を実現した。製本は1ページ目からフラットに開く「コデックス装」を採用し、打ち合わせや立ったままの筆記にも対応できる硬質な表紙を備える。

サイズは205×115mm、重量約190gと持ち運びやすい設計。開くとほぼ正方形となり、万年筆画や水彩画の作品をSNSで共有しやすい構造とした。罫線タイプは横罫、方眼、無地の3種。表紙カラーはBlueGreen、PinkYellow、Clearの3色で、パールインキによる繊細な印刷を施した。
価格は税込3,080円、128ページ。

文具市場は、矢野経済研究所の調査によると2024年度の国内市場規模が前年比0.9%減の3,885億2,000万円と縮小傾向にある一方、趣味や自己表現のための需要は堅調で、「必需品」から「嗜好品」へのシフトが進む。
万年筆においても、多彩なインクを収集・試用する「インク沼」という言葉が広まるなど、愛好家層の存在感が高まっている。
同社は自社EC「archshop」や書店、文具店などで展開を進めるとともに、大学との産学連携による商品開発にも注力。今後も「紙ならではの体験価値」を追求し、印刷会社発の新たな文具提案を続けるとしている。
大阪書籍印刷 公式サイト
https://www.os-in.com/
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