【2019年2月18日】ブラザー販売はこのほど、東京オフィスの執務エリアを全面リニューアルした。
新オフィスは、コミュニケーションと自社製品活用を活性化することでアイデアやイノベーションが生まれる空間を目指したもので、さまざまな工夫がなされている。
リニューアルのポイントはコミュニケーション活性化で、「見える・動く・出会う」をキーワードにフリーアドレス化。フロアレイアウトやクイックミーティングスペース、リフレッシュエリアなどが設置され「部門横断型」の交流を増やす仕掛けが施されている。
フリーアドレス制では、事業部ごとに階の区別はあるが、フロア内どこでも仕事が可能。収納スペースを削減できたことにより、空いたスペースを有効活用できる。
また、会議室や資料作成時に活用できる「集中ブース」の設置で、ミーティングにかかる手間と時間を短縮し、効率的に仕事を進められるという。
このほか、プリンタをはじめとする同社製品を積極的に社内で活用できる環境にし、顧客度同様の使用で得た気づきを、ビジネス提案に生かすという。
ブラザーグループでは2016年度から中期戦略「CS B 2018」が掲げる事業・業務・人財の変革を実施。ブラザー販売では、「B to Bへの転換」というキーワードを掲げ、業務や人財の変革を行ってきた。その一環として、東京オフィスをリニューアル。「働き方」「自社製品活用」などで、B to Bへの転換を目指す。
2月14日に行われた記者発表会で、三島勉社長がブラザー販売働き方改革について以下のように述べた。
当社が京橋のこの地に拠点を構えたのが1952年7月。65年の長きにわたりここで東京での活動の拠点としてきた。2008年に同ビルを建て替え、それ以来10年がたち、人員も増えさまざまな不具合もあった。
この機に、若手から中堅でプロジェクトチームを組み、ヨドコウの協力も得てリニューアルした。工夫を凝らしたつくりとなりきれいになっている。
リニューアルは、社内の働き方改革だけでなくビジネス戦略としても重要。ブラザーグループ全体がより印刷ボリュームの多いBtoBへ転換をする中で、重要な情報発信拠点となる。
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