【2016年12月13日】エスコグラフィックスは12月9日(金)、江東区青海のテレコムセンターで、「カッティングテーブル成功事例セミナー」を開催した。
同セミナーでは、実際に導入したカッティングテーブル「Kongsberg」の導入企業が登壇し、導入の経緯から、実際の使い勝手、導入後の成果に至るまでの各社の事例を紹介。また、エスコグラフィックスの最新海外事例も報告した。
冒頭、「海外最新成功事例紹介」として、エスコグラフィックスの担当者が自社製品の海外での活用を報告した。
この報告では、カッティングマシンのターゲットを多岐にわたる資材を加工とし、海外のパッケージのトレンドでは
「エコであること」
「明確でわかりやすいこと」
「カスタムパッケージ」
などを挙げた。
海外事例ではウルグアイとトルコの2社を紹介。
2社のボトルネックと共通点は以下の通り。
・手作業をしており、それが通常だと思っていた
・多様な資材を取り扱う(
・従業員のオーバーワーク
・プリンタのスピードに最終加工が追い付かなかった
「導入不安を一蹴! 大幅売上増の立役者Kongsbergの導入メリットを明かす。」ではクリオ 制作部 係長の澤田良介氏と、主任の井上寿人氏が登壇した。
同社は光る花輪の制作と販売から事業を開始。その後、アミューズメント系を中心に店舗内外の広告や装飾を手掛けるようになった。
2005年ころにKongsbergを検討開始し、2006年に導入。
導入にあたっては
・「成長見通しがあるか」
・継続性はあるか
・減価償却できるか
などを検討した。
導入後は、性能とメーカー経験値の高さを感じ、立体製品の提案が可能になり、営業力強化につながった。
また「社内モチベーションが上がったこともよかった」という。
最後に「ポイントはKongsbergを武器にするかが大事」とまとめた。
「経営破綻から会社再建そして新規事業へ業態変革」では、プライズコミュニケーション 代表取締役の小野 綾子氏が自社の経験を話した。
同社は2000年に30億の負債を抱え経営破たん。小野社長は財務担当だったが、銀行の要望で社長を引き継ぎ、経営再建にあたった。
再建では
①設備導入
②営業体制の見直し
③財務体制の強化
を行い2010年に債務を完済。
現在はKongsbergを使用したペット用のクローゼットなど新たな事業を展開し始めている。
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