【2015年9月16日】ラベル印刷機はLED-UV搭載提案の増加や、操作でのiPadの採用など新展開が目立った。
省電力UV装置が主流!?
三起機械(ブース2-4)は凸版間欠機「SMP-300」に、アイグラフィックスのUV装置「e-cure」を搭載し、消費電力の低減を提案。小型凸版間欠機の「OZ-200」もインキ3色搭載で平圧機の代替をするというコンセプトを打ち出し、取り回しの良さや高精度をPRしている。
また、新製品のラベル検査装置「SCR-300」を展示。
ロールtoロールに加え、検査後に断裁して積み上げるロールtoカットでの検査を実装し、デモンストレーションしている。
リンテック(ブース3-4)は、凸版間欠機「LPM-300iT」を展示。こちらも浜松ホトニクス製のLED-UV装置を搭載し、従来のメタルハライドランプとの消費電力の差を、大型ディスプレーに表示しわかりやすく解説する。
担当者は「数年前は専用インキでの運用が一般的だったLED-UVだが、現在はパワーが上がり、一般インキでしっかり乾く。実際の印刷を見てほしい」と呼びかける。
このほか、PETボトルなどを完全リサイクルした「メカニカルリサイクルPETラベル素材」や、ポスター対応の「情報用ラベル素材」など粘着紙も多数展示しており、印刷機とメディアの双方を提案する。
操作にiPadがかっこいい!「AQUA MINI」 新型凸版間欠機も初披露
岩崎鉄工(ブース2-18)は、新型の凸版間欠機「フュージョン」を初披露した。
同機は最大紙幅220mmに対応し、毎分200ショットの生産性を持つ。担当者は「同社の『LR3』と『mini』をつなぐミドルクラスの印刷機」と説明。需要がありながら、これまで存在しなかった階層の印刷機として、全面的に訴求していく。
同じく出品したオフセット間欠機「AQUA MINI」は、タブレット端末「iPad」を使っての操作を採用。歩きながら操作するデモンストレーションに来場者の注目が集まった。海外ではニールピーターが一部の製品でタブレット端末による操作を取り入れたが、国内メーカーでは初。操作環境をより自由にできるシステムとして期待される。
また、のり殺しやダンサーローラー、平抜きのダイカットを付属するなど、これまでにないオプション展開も行っており、こちらも来場者の目を引いた。
「ZX-320」好調 電子デバイス向けで新製品
太陽機械製作所(ブース6-2)はオフセット間欠機「ZX-320」を展示。比較的安価でありながら、見当精度の良さや最大毎分180ショットの生産力を持つ。今回はアイマー・プランニングのインキ供給量制御システム「IPC」を搭載した自動制御も合わせて実演している。
「導入が増え、良さをユーザーが伝えてくれ始めている。今回の展示でも性能をPRしたい」(担当者)。
また、ナローウェブフレキソ印刷機「STF-340」も出品。ユニット間1.5mのショートパスや、高性能サーボモーターなどを使った見当合わせの速さにより、損紙の少なさなどをPRした。
このほか、電子デバイス・インキ開発用の小型フレキソ印刷機「TOFLEX-Smart」を展示。カメラで被印刷体と版のマークを読み取り、自動見当合わせをできるシステムを搭載しており、電子デバイス開発で必要とされる高い見当精度を実現にしている。
海外にも工場を持つ同社には、その知名度の高さからか国外からの来場者が多く訪れ、商談する姿が見られた。
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