【2026年2月10日】大日本印刷(DNP)は、複数の『竹取物語』絵画資料を横断的に比較できるデジタルアーカイブ展示を通じ、鑑賞者自らが新たな問いを生み出す学びの場を提示している。作品を単体で鑑賞する従来の展示とは異なり、時代や作者の異なる表現を並べて可視化することで、物語解釈や美術表現の違いに気づく契機を創出する点が特徴だ。

同展示では、高精細デジタルデータを活用し、細部表現や構図の差異を比較できる仕組みを導入している。鑑賞者は、同一場面であっても表現がどのように変化してきたのかを確認でき、物語理解や美術史的背景への関心を自然に深めることができる。
また、デジタルアーカイブ展示と実空間の鑑賞体験を連動させることで、受動的な鑑賞にとどまらない多面的な学びを支援する。こうした試みは、文化財や美術資料の新たな活用モデルとしても注目されており、教育分野やミュージアム展示への応用が期待されている。

DNPは今後も、デジタル技術を活用した文化資源の利活用を通じ、鑑賞体験の質的向上と学びの深化を図る考えだ。
文化財のたからばこ
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DNPの製品・サービス概要
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『竹取物語』の絵画資料比較に関する解説記事
https://www.dnp.co.jp/biz/column/detail/20177828_4969.html
デジタルアーカイブ展示と実空間を架橋する研究論文(DOI)
https://doi.org/10.24506/jsda.8.1_15
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