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電通子会社 屋外広告を見た人数や属性が分かるWEBサービスを発表 2020年春公開予定

【2019年12月24日】電通の100%子会社であるOOHメディア・ソリューションとケシオンはこのほど、GPSデータの活用により検出した屋外広告への接触者数を参照できるWEBサービス「OOH-ATLAS(オーオーエイチ・アトラス)」を開発した。

「OOH-ATLAS」は、広告代理店や企業の宣伝担当向けの、屋外広告に特化したGIS(地理情報システム)サービスで、屋外広告媒体への接触者数や属性をWEBで参照できる。数値はケシオンが開発したシステム「広告媒体接触者数検出装置(特許出願中)」の独自のアルゴリズムで推計しており、より通行量に近いGPSデータをベースに広告接触者数を検出する。
サービス開始時点では、全国主要都市にある主要100媒体で、広告接触者数について、平日・休日別年間平均人数および1時間ごとの推移をグラフで表示する。

屋外広告と呼ばれるビルボードや屋上広告、壁面広告、屋外ビジョンなどの広告接触者数の算出には、これまで平均人口データが使用されてきたが、主に人口密集度を示すもので通行量を示しておらず、効果測定が難しかしかった。

 

同サービスの利用は、無料または有料の会員登録が必要。
無料会員には屋外広告媒体周辺通行量を、有料会員には広告接触者数、属性(年代、性別、居住地、勤務地)の他、実際に媒体に広告を掲出していた期間の広告接触者数(開発中)など、より精度の高いサーキュレーションデータを提供する。

サイトの一般公開は2020年春をめどに準備中で、観測し掲載する屋外広告媒体は今後順次追加していくという。

ケシオン
https://www.kesion.co.jp

 

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