【2026年1月7日】電通グループは、グローバルで実施した2026年メディアトレンド調査「Human Truths in the Algorithmic Era」を公表した。
dentsuのメディア・プラクティスが主導し、世界30人のメディア専門家の知見を集約したもので、AIや自動化が進展する環境下でも変わらない人間行動に着目している。

同調査では、人間の不変的な行動として「シンプルさ」「社交性」「アテンション」の3点を設定し、これらを基盤に2026年のブランド成長に影響を与える9つの主要なメディアトレンドを整理した。
アルゴリズムの影響が強まる中でも、人間行動を起点とした戦略構築が重要であることを示している。
シンプルさに関する領域では、検索体験最適化の進展やAIエージェントによるデジタルデリゲーション、購買行動におけるフリクションの戦略的活用が挙げられた。利便性を追求しつつも、感情や体験価値を損なわない設計が求められるとしている。
社交性の観点では、コミュニティが物語を形成する動きや、共有された記憶を活用したコンテンツ、ビジネスメッセージングの台頭を指摘した。影響力が分散する中で、ブランド自身が価値ある体験を生み出す存在になる必要性を示している。
アテンションに関しては、AI生成オーディエンスによる消費者理解の深化や、長期視点での効果測定、エンターテインメント領域を通じた新たな接点創出を主要トレンドと位置付けた。広告の量ではなく質が重視される状況を背景に、注目の獲得と持続が課題になるとしている。
電通グループは、アルゴリズム主導の時代においても、人間に根差した行動原理を中核に据えることが、ブランドと企業の成長につながるとの見解を示している。
同調査の詳細レポート(英語のみ)のダウンロードは以下から
https://insight.dentsu.com/2026-media-trends
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