【2023年6月22日】大日本印刷(DNP)は、インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した自治来向けのサービスを開始した。
同サービスは、自治体が抱える「地域の魅力発信」「産業振興の促進」「相談業務の支援」「地域コミュニティーの活性化」といった4つの課題に対応したパッケージにしたサービスを提供する。
「地域の魅力発信」では、メタバース内で地域の観光資源について、インタラクティブな体験を提供。各地域に対する利用者の興味・関心を高める。
「産業振興の促進」では、メタバースでショールームや期間限定で開設する“ポップアップストア”などを構築し、地域の商品・サービスの販売や催事・イベントの開催などを支援する。
「相談業務の支援」では、セキュリティ性の高いメタバース空間で利用者の匿名性を確保。暮らしや子育てなどの相談業務にも対応できるように支援する。
「地域コミュニティーの活性化」は、場所や時間等の制約が少ないメタバースに、地域の住民や関係者を集めることで、互いの交流を促進する。
このほか、コミュニケーションでは、画像・動画コンテンツの掲出、音声でやり取りできるボイスチャット、「楽しい」「すてき」などのスタンプを利用可能。
料金は、初期費用200万円~、月額利用料 30万円~。
DNPは引き続き、自治体の各部署が抱える課題に対応した新たな機能・サービス等を開発・拡充することで、地域の課題解決や創生に貢献するという。
なお、同サービスは、6月28日(水)~30日(金)に東京ビッグサイト・東7ホールで開催される「第3回スマートシティ推進EXPO」のDNPブース(ブース番号:31-20)で紹介される。
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