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竹尾 コーヒーフィルター端材を再資源化 新素材「Cafetex」取り扱い開始

【2026年2月16日】竹尾は、コーヒーフィルターの打ち抜き端材から開発されたリサイクル素材「Cafetex」の取り扱いを開始した。従来は再生利用が難しいとされてきた端材を再生パルプ化し、紙や紙糸、生地へと展開する。

コーヒーフィルターの製造工程では、毎月100トン以上の打ち抜き端材が発生する。バージンパルプ100%でありながら分解しにくく、再生紙原料として活用できない「難処理古紙」とされてきた。今回、専用機械の導入などを経て独自技術により再生パルプ化に成功。薄葉紙を製造し、さらにマイクロスリット加工や撚糸加工を施すことで紙糸としての活用を可能にした。

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開発された紙糸は染色や他素材との複合加工にも対応でき、アパレルや産業資材、インテリア分野での利用を想定する。紙糸を用いた帆布生地などへの加工も可能で、用途に応じた受注生産形式で提供する。規格品の設定はなく、要望に合わせて素材・製品へ加工し納入する方式を採る。

同社は1899年創業の紙専門商社。近年は環境配慮型素材の開発や提案にも力を入れており、今回のCafetexも廃棄資源の有効活用を目的とした取り組みの一環である。

 

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