【2026年1月22日】光村印刷は、企業のサービスやイベントに付帯して利用できる法人向けフォトアイテム作成サービス「日々レコ」を本格展開している。
同サービスは、LINEを介して写真を収集し、フォトブックやポストカードなどの印刷物に仕上げる仕組みで、顧客体験を「思い出」という形で残し、企業の顧客エンゲージメント向上につなげる狙いだ。

同サービスは、光村印刷、導入企業、エンドユーザーの三者で構成するBtoBtoC型のモデルで提供する。エンドユーザーはLINE上で写真やコメントを登録でき、専用アプリの導入や新規会員登録を必要としない。写真データの収集から編集、製造、配送、問い合わせ対応までを光村印刷が一括して担い、導入企業の運用負荷を抑える設計としている。

背景には、コト消費やトキ消費への関心の高まりがある。企業には商品やサービスそのものに加え、記憶に残る体験価値の提供が求められている一方、イベントなどの体験は時間の経過とともに記憶が薄れやすい。
光村印刷は、体験を印刷物として残すことで、顧客と企業の関係を長期的に維持できると判断し、同サービスを開発した。
導入企業にとっては、顧客が撮影した写真を用いたオリジナルアイテムを提供できる点が特徴となる。ブランドイメージに合わせたデザイン制作に対応するほか、利用データを通じて顧客の嗜好傾向を把握し、次の施策に生かすことも可能だ。
価格設定は導入企業が柔軟に決められ、新たな収益源や特典施策としての活用も見込む。
印刷面では、長年培ってきた美術印刷の技術を生かし、紙質や色再現に配慮した仕様を採用した。高精細なデジタル印刷により、写真の階調や色味を安定して表現するという。
今後は、旅行や観光、音楽・スポーツイベント、ファンクラブ施策など、感動体験が生まれる分野への展開を進める考えだ。光村印刷は、印刷技術とデジタルツールを組み合わせ、企業と顧客の関係性を深めるコミュニケーション基盤の構築を目指す。
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