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東京都交通局 音声翻訳12言語に対応した透明ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」を試験導入 大江戸線都庁前駅を皮切りに拡大を検討

【2024年3月1日】東京都交通局(都営地下鉄)では2月29日から、音声翻訳12言語に対応した透明ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」を試験導入した。

「VoiceBiz UCDisplay」は2018年、凸版印刷が開発したもので、情報通信研究機構(NICT)が開発した国産翻訳エンジンを活用。日本語をベースとした翻訳により、日本語・外国語間の高い翻訳精度と自治体など さまざまな業界で使用する窓口業務の専門用語を標準搭載している。
ボタンなどのタッチ操作が不要で、音声を認識する連続対話の機能により、自然な会話の中で話した言葉の翻訳結果が、受付対応者と相談者の間に設置された透明ディスプレイ上に字幕として表示される。

対応するのは、日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字)、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語など12言語。

東京都交通局は、デジタル技術を積極的に活用し、インバウンドや聴覚障害のある利用者が使いやすい環境整備を進めてきた。
今回、全国の地下鉄で初めて都営大江戸線都庁前駅で採用。設置後の利用状況を踏まえ、来年度以降の導入駅拡大を検討する。

「VoiceBiz UCDisplay」
https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/voicebiz_ucdisplay.html

 

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