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リコー 取引帳票用OCRを開発 業界最高水準読み取り率98.87%を実現 手書き文字にも対応


【2022年8月29日】リコーはこのほど、請求書や納品書などの取引帳票で、業界最高水準となる98.87%の読み取り精度を実現するAI OCR技術を開発した。

同技術では、帳票に印刷された、文字にかすれやにじみ、ズレなどがある場合でも、読み取り精度を大幅に向上し、さらに手書き文字の読み取りにも対応する。この技術は2022年8月末に、クラウド型AI帳票認識OCRソリューション「RICOH Cloud OCR」シリーズへ実装し、リコーの他サービスにも順次展開していく。

リコーは、OCRの読み取りに不利に作用する罫線などを検知・無効化する画像処理技術を開発。帳票特有の語彙を元に、単語の区切りや誤りを検出・補正する帳票知識処理と組み合わせることで、AI OCRの処理機能を向上させ、取引帳票の文字認識精度を大幅に向上させた。
また、同時にOCRエンジンも手書き対応に進化させている。これらの技術により、さまざまな印刷・印字方式の紙帳票の電子化をサポートし、ユーザーの帳票処理業務を効率化することで、バックオフィス業務のDXに貢献する。

このAI OCR技術を、第1弾として帳票の処理業務を自動化する「RICOH Cloud OCR」シリーズに実装。「RICOH Cloud OCR」は、紙の取引帳票をリコーの複合機でスキャンする、もしくはPDF データをクラウドにアップロードするだけで、さまざまな形式の帳票を読み取れる。
データ化した情報は、CSVファイルとして出力して各種の業務システムと連携でき、後工程を含めた帳票処理業務を大幅に効率化。クラウド型のソリューションであるため、働く場所を選ばずに業務を実施できる。

今後は、今回開発したAI OCR技術を、今年1月に発売した「RICOH 証憑電子保存サービス」へ適用。リコーのクラウドプラットフォームRICOH Smart Integration(RSI)へのコンポーネントとして実装するなど、リコーグループが提供する他のソリューションへの展開について順次検討を進める。

また、企業間取引に関わるさまざまな製品・サービスを組み合わせて提案することで、ユーザーのワークフロー全体のデジタル化に貢献していくという。

 


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