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【記者発表】日本アグフア・ゲバルト 朝日プリンテックでの「APOGEE Cloud」導入 新聞印刷では初


【2020年10月7日】日本アグフア・ゲバルトは10月6日、オンラインで、朝日プリンテックでの「APOGEE Cloud」導入について記者発表を行った。新聞印刷業界でのクラウドワークフロー導入事例は日本初。

「APOGEE Cloud」は、印刷業のワークフローをクラウドで管理できるシステムで、サーバーなどは外部に置き、この管理もアグフアが担当するため、人員や設置場所、バージョンアップのコストなどを省ける利点がある。
記者発表では日本アグフア・ゲバルトと朝日プリンテックの両社から代表者が出席し行われた。
また、ベルギーのアグフア本社からエリック・ピーター氏が参加した。

アグフア本社からエリック・ピーター氏は以下のようにコメントした。

 

エリック・ピーター氏

日本に行って、一緒に導入の状況を拝見したかったが、このような状況なのでオンラインで参加させていただく。
今回、導入に関して、アグフアと朝日プリンテックは、イノベーションとパートナーシップという二つのものを共有したと思う。
どの会社も、いかに効率よく物が作れるかを追求しているが、今回の導入も朝日プリンテックがこれを追求した結果で、これにはイノベーションが必要だ。
また、品質の高い製品には、運用する技術力が必要で、2社のパートナーシップは最適と感じる。
また日本に行ける日を楽しみにしている。

続いて、日本アグフア·ゲバルトの兼田克史氏が「APOGEE Cloud」と朝日プリンテックでの導入について説明。
その後、朝日プリンテック役員待遇 営業担当兼 技術システム担当の村瀬岳彦氏、同海老江センター長の長友保宏氏を招いて、日本アグフア·ゲバルト 執行役員 新聞営業本部本部長の佐藤克英氏が導入についての感想を聞いた。

主な発言は以下の通り。

 

村瀬岳彦氏

導入にあたっての心配は3つあった。
一つ目は、生産性が維持できるかだったが、問題なかった。また、これに付随して拡張性があるのかの心配もあったが、クラウドの拡張性は極めて高い。

二つ目はセキュリティー面。こちらも24時間365日管理されており、スタンドアロンで管理するよりいい。お金の管理と同じで、家に置いておくより、銀行の方がいいのと同じだ。
三つ目は、スピードは大丈夫か。しかし、これも問題なく、既存のネットワークで大丈夫だった。
コスト面は10年計画で計算したが、これもクラウドの方が安い。

新聞社や新聞印刷会社はBCPにお金をかけてきた。自前で何とかしていこうという方針だった。しかし、クラウドはカーシェアのような世界。デジタル化の世界では、なんでも自前でやるというのは違うのだろう。

新聞はどの会社も形式が同じで、部数が増えているときはコストが安くなるが、部数が減っているときには1枚当たりの単価が上がる。そこでは、本当に必要なものと、必要でないものの仕分けが必要になる。
新聞印刷は、データを扱う部署などは一丁目一番地で大事なもの。一方で、印刷自体は委託しても可能だ。
その時に、クラウドは「いつでも、どこでも、どんなことをしていても」印刷まで持っていける強みがある。新聞印刷は今まで、完成原稿やRIP後のデータで動いてきたが、もっと川上に行かなければならない。

クラウドというのは、中華料理店の丸テーブルのイメージ。どこにいても同じ距離でどこでも手が届く。そして、心のつながりはクラウドの繋がりとも感じる。
今、印刷データは、コストをかけないということに集約されている。印刷産業は成熟産業で、莫大なお金を新技術にかけられないが、アグフアの技術はこれに応える、膝を叩くようなものだ。

 

長友保宏氏

維持管理は受託印刷の根幹。
クラウドワークスを採用したこと、精神的な負担軽減も、維持管理の要員配置もできた。クラウドセンターは、社内よりも強固なセキュリティーと思うし、BCPの観点からもお客様へサービス提供できる。

最新バージョンへのアップデートも確実で、サーバーやソフトウエアのバックアップも料金範囲内で行われるのでコストメリットもある。
同一システム環境内で、一気通貫が可能になり、業務効率あがった。また「APOGEE DRIVE(アポジードライブ)」は、自社で扱えるデータ形式への変換が可能だ。

労働力とITの活用が必要な時代。プリプレス工程を一カ所でやるのではなく、営業拠点と工場で分散して行うこともできる。BCP対策としても、どこからでも遂行できることはよいこと。
ネットワークの安定運用は確認できており、「APOGEE DRIVE」は顧客とのデータ受け渡しに大きな力を発揮する。

 


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