出版社が伴走しマンガ制作の手戻り削減を目指すマッチングサイト「マンガマッチ」が公開された。マンガ制作を依頼したい企業・自治体とマンガ家をつなぐもので、梓書院が運営し、サイト構築をカスタメディアが支援

【2025年12月24日】カスタメディアはこのほど、梓書院が運営する、マンガ制作を依頼したい企業とマンガ家を繋ぐマッチングサイト「マンガマッチ」のサイトを構築した。
同サイトは、出版社が伴走しマンガ制作の手戻り削減を目指すマッチングサイトで、マンガ制作を依頼したい企業・自治体とマンガ家をつなぐもの。

マンガマッチは、作風や実績でマンガ家を検索できるマッチング機能に加え、契約前の事前交渉機能を備える。依頼内容やスケジュールを事前にすり合わせることで、制作開始後の認識のずれを抑える設計とした。

特徴の一つが、出版社である梓書院による伴走サポートである。編集チームがシナリオ作成のフォーマット提供や執筆代行、制作ディレクションを行い、工程ごとの認識差を減らす。これにより、修正作業を最小限に抑え、品質と納期の安定化を図る。

また、支払い、連絡、データ管理までを一元化したワンストップ機能も搭載した。案件進行に応じて次の作業が画面上に表示され、対応漏れを防ぐ仕組みとしている。案件終了後の評価履歴や書類データも蓄積され、次回発注時の判断材料として活用できる。

企業PRや社内研修、観光プロモーションなどでマンガ活用の需要は拡大している。一方で、発注者側の要件整理不足や制作工程への理解不足により、制作途中での修正が重なり、コスト増や納期遅延につながるケースが課題となっていた。

カスタメディアは、マッチングやサブスクリプション、SaaSなどのプラットフォーム構築を手がけており、今回もその知見を生かしてマンガマッチの開発を支援した。今後は、制作ノウハウの蓄積と循環を通じ、依頼者とマンガ家双方の負担軽減を図るとしている。

マンガマッチ
https://mangamatch.jp/

カスタメディア
https://service.customedia.co.jp/