【2020年9月4日】富士ゼロックスは9月17日(木)、印刷の全工程を一元的に管理する統合型ワークフローソフトウェア「Production Cockpit3.0(プロダクション コックピット 3.0)」を発売する。
「Production Cockpit」は印刷工程で、さまざまなメーカーのシステム・機器を一つのユーザーインターフェイス から一元管理できるソフトウェア。
「ProductionCockpit 3.0」は、オフセット印刷とデジタル印刷の統合管理や、印刷機や加工機などの各機器のスケジューリングの自動化に加え、自由な組み換え、最適化、日報の自動出力などの機能を盛り込んでいる。
また、稼働実績の可視化の機能強化により生産性向上と業務改善を期待できる。
新機能として、富士フイルムのワークフローシステム「XMF」と連携。オフ印刷のプリプレス工程を管理する XMF との連携により、Production Cockpit 3.0 から印刷工程全体を管理可能となった。
「自動スケジューリング機能」を強化しており、各機器の印刷枚数、加工処理数、稼働状況、処理能力に基づいて自動的にスケジュールを組む。また自動スケジューリング後も稼働状況に応じて手動で微調整可能。
「最適スケジューリング機能」では、総生産時間や各機器の作業時間などの指標を基に推奨スケジュールが複数提示される。
これら「スケジューリング機能」には、オペレーターがタブレット端末などからブラウザでアクセスできる。
「ダッシュボード機能」では、各機器の稼働実績データを集計し可視化。顧客別受注件数の内訳や各機器の稼働状況、原価計算などの表示により経営判断を支援する。
価格は、稼働環境や規模により異なるが数百万円~。
富士ゼロックスでは、販売目標を5年で100本としている。
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