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【新型コロナ関連】武藤工業 3Dプリンタ活用の「医療用フェイスシールド」無償提供を開始 最適化したデータも公開

【2020年5月12日】武藤工業は5月15日(金)から、3Dプリンタを活用したフェイスシールドを製作し、医療機関向けに無償提供を開始する。
提供数量は、月に500 セットを予定している。

このフェイスシールドの提供は現在、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大による、需要の高まりを受けたもの。
同社では 「公開3Dデータを試作したが、うまく作れない」「安全性・実用性はどうか」など、数多くの問い合わせを受けていた。このことから、これらの課題を解決するため、同社製プリンタを使った造形精度やマテリアルの検証を行い、今回の無償提供につなげた。

今回のフェイスシールドは、神奈川大学の道用大介准教授が公開した3D データ(DOYO Model)を活用しており、同社ではこれを武藤工業製 3D プリンタ「Value3D Magix MF シリーズ」に最適化した。
なお、この造形データは下記サイトで無償公開されている。

フェイスシールドに関して(武藤工業3Dプリンタ用の造形データ)
https://www.mutoh.co.jp/3d/face_shield.html

道用大介准教授「DOYO Model 」
https://github.com/doyodoyo/facesheild

 

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