【2018年9月7日】大日本印刷(DNP)は、口栓付きのアルコール飲料向け液体紙容器「DNP低吸着包材」を開発した。「DNP低吸着包材(液体紙容器)」は、アルコールに含まれる香気成分がフィルムに吸着することを抑制し、風味を保持したまま、常温での長期保存が可能。
従来の「DNP低吸着包材」と比較して低吸着性能が向上しており、清酒中のカプロン酸エチルの低吸着性能が13.5%向上することで清酒の風味の長期保持できる。
また、充填機などの既設の生産ラインに対応可能で、設備改修や新規設備導入などは必要がない。
今後、DNPは同製品を、清酒・焼酎などの酒類業界向けに販売し、2019年度で年間3億円の売上を目指す。
なお、本年10月2日(火)~5日(金)に東京ビッグサイトで開催される「TOKYO PACK2018(2018東京国際包装展)」のDNPブースに「DNP低吸着包材(液体紙容器)」を出展する。
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