【2016年1月21日】スーパープランニングが展開する人気のトートバッグ専門ブランド「ROOTOTE(ルートート)」は昨秋、クリエイティブ分野の教育事業で知られるVantan(バンタン)が運営する専門スクール バンタンデザイン研究所とコラボレーションを行った。
このコラボは学生ら24人がトートバッグをデザインしコンペを行い、その後、優秀作品を商品化し、ルートート ギャラリー 代官山ルーストリート店で販売するという取り組み。
今回はこの企画について、実施の経緯やその狙いなどをスーパープランニングの神谷嘉成氏とVantan担当者に話を聞いた。
「ROOTOTE」について概要を教えてください
神谷 当社はもともとグラフィックを中心としたデザインオフィスとして1978年にスタートしました。さまざまなオリジナル雑貨を手掛けるようになる中で、グラフィック表現を活かせるメディアとしてトートバッグに着目し、2001年に立ち上げたトートバッグ専門ブランドです。目印はRマークのブランドタグ。出し入れの多い小物の収納に便利なサイドの「ルーポケット」がアイデンティティです。「楽しいお出かけ!~Fun Outing!~」をコンセプトに使いやすさとデザインにこだわり、トートバッグの可能性を追求しつづけながら、今年15周年を迎えたブランドです。
Vantanの概要を
Vantan担当者 バンタンデザイン研究所はクリエイティブ分野に特化した専門スクールで、東京と大阪に校舎があります。大きく「ファッション」「ヘアメイク」「デザイン」「映画・映像」「ウエディング」の5つの学部に分かれています。
美術大学のように学問を体系的に学ぶというより、その時その時代のビジネス環境に合わせた即戦力の育成を目指しているのが特徴です。クリエイティブ分野は流行が激しく入れ替わるので、体系的に学ぶことも大事ですが、現場に出てすぐ使えるスキルを習得できるように、最前線で活躍する“プロ講師”から学ぶことを当校では重要視しています。
コラボレーションの経緯や狙いは
神谷 Vantanさんからお声かけいただき、学生の皆さんがデザインアイデアを出しひとつの作品を完成させるまでの授業をこれまで行ってきたのですが、今回は実際に店頭で販売される商品の企画までを行いました。
わたしたちはトートバッグを“デザインの場”“街を彩るメディア”としても捉えているのですが、今回は「グラフィック科」と「フォト科」が対象ということを聞き、新しい才能を発信するメディアとして商品化しやすいのではと考えました。
Vantan担当者 Vantanの教育方針として「実践教育」があり、その道の最先端の講師や実際にビジネスに携わる企業の方から学生を指導していただいています。今回のような企業様とのコラボレーションも当校では日常的なもので、毎年非常に多くの企業様と産学協同の取り組みをさせていただいております。
スーパープランニングさんとの最初の取り組みは2012年でしたね。アイデアをトートバッグに手描きで表現して、学校内で展示を行いました。
【インタビュー】トートバッグ専門ブランド「ROOTOTE」× バンタンデザイン研究所 コラボ企画について聞く②につづく
ROOTOTE.jp HP http://ROOTOTE.jp
バンタングループ http://vantan.jp/
バンタンデザイン研究所 http://www.vantan.com/
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