【2023年9月22日】インクジェット出力事業協同組合は9月20日(水)、東京都品川区の「ミマキエンジニアリングJPデモセンター」で、「研修会」を開催した。
冒頭、ミマキエンジニアリング営業本部 JP事業部の室町直紀事業部長が以下のようにあいさつした。
「前回に続き2回目の見学を感謝する。このJPデモセンターは4月にオープンし半年が経過した。もともと大型機の展示が目的の施設で、今日見ていただくTiger600-1800TSなどが設置されているのでじっくり見てほしい」と述べた。
セミナーでは、ミマキ社員が「Tiger600-1800TS」と、日本では同社が販売しているEFI「VUTEkD3r」について解説。
「Tiger600-1800TS」は今年6月発売の昇華転写志機の最上位機種。最大出力速度550㎡/hと速度が従来機比143%に向上している。また、最大出力幅は1850㎜、最大メディア幅は1900㎜、本体サイズは5,350✕3,300✕1,920㎜と、装置奥行サイズが約半分になった。
「デジタルプリンタによるテキスタイルプリントは、必要な分のみを染められ、水を使わないといった特性があり、環境対応を求められる業界で必要とされている」と解説した。
EFIの「VUTEkD3r」は最大出力幅が3500㎜、最大出力速度は毎時204 ㎡。LED硬化型のUVインクを搭載し幅広いメディアに対応する。
マルチロールにも対応しており、1.6 mのロール2個搭載し、それぞれ別のジョブを出力できる。本体サイズは2,100✕6,700✕1,350㎜。
見学ではこれらのプリンタのほか3Dプリンタなど、最新の機器をデモンストレーションし、サンプルなども公開した。
最後に永井理恵理事長が「初公開の最新のマシンも拝見し、さまざまなアイデアが思い浮かんだのではないかと思う。当組合も会員と賛助会員が増え始め、今日も新たな賛助会員の方も来ている。今後、さらに活動を活発にしていきたい」とあいさつした。
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