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東芝テック カラー高速複合機eとモノクロ高速複合機4機種を発売 大量出力に対応 リコーとの統合も発表

【2023年5月19日】東芝テックは7月3日(月)、カラー高速複合機e-STUDIO6527AC/7527ACおよびモノクロ高速複合機e-STUDIO6529A/9029Aを発売する。

これにより2022年7月1日に発売した「e-STUDIO」シリーズ9モデルに加え、ラインナップは13モデルに拡充される。

写真左から、「e-STUDIO7527AC」シリーズ、「e-STUDIO2020AC」「e-STUDIO5525AC」シリーズ、「e-STUDIO5528A」シリーズ、「e-STUDIO9029A」シリーズ

「e-STUDIO」高速機4モデルの主な特長は、外付けの大容量給紙装置を2連連結可能にし、出力中の給紙の手間を減らせる。
従来の給紙カセットの自動引き込み機能や、人を感知し立ち上げ動作を始める人感センサー、2022年度グッドデザイン賞を受賞した視覚障がい者が、視覚に頼らずにデジタル複合機を操作するためのアプリケーション「e-BRIDGE Plus for Voice Guidance」にも対応している。

同社クラウドストレージなどを、パソコンを介さず直接保存する、保存データを印刷するといったオプションを用意した。
非定形サイズの連続読み込みに対応した原稿送りの標準装備や、オプションでガラス台から複数枚同時にスキャンし、個別にデータ化するマルチクロップスキャン機能にも対応する。スキャン機能を充実させユーザーのDX対応に便利な機能を用意している。

同シリーズは、この数年で急速に進んだ働き方改革と働き方の多様化に対応したもの。
オフィス以外で業務やスマートフォンやタブレットを使用した業務が拡大、浸透してきたことなどに機能対応しているという。
一方、コロナ禍が収まり、オフィスへ出社するケースの増加とともに出力する機会も増えてきていることから、カラー機で最高75枚/分のカラー出力、モノクロ機で90枚/分の出力で大量出力のニーズにも対応した。

 

リコーとの統合

なお、昨日18日、東芝テックは、リコーとの複合機などを含む事務機器部門で、生産の統合を進めていることが明らかになった。コロナ禍による需要の縮小に対応したもので、これを契機に事務機器分野の再編が始まりそうだ。

 

発売日および価格

商品名:希望価格(税別)、 発売日の順
e-STUDIO6527AC:3,800,000円、2023年7月3日
e-STUDIO7527AC:4,160,000円、2023年7月3日
e-STUDIO6529A:2,580,000円、2023年7月3日
e-STUDIO9029A:3,680,000円、2023年7月3日

 

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