【2023年1月20日】日本HPはこのほど、産業用3Dプリンティングソリューション「HP Jet Fusion 5400シリーズ」の取り扱いを発表した。新製品には、初の白色素材での造形を可能にするプリンタが含まれる。
「HP Jet Fusion 5400シリーズ」と「HP Jet Fusion 5420Wソリューション」は、海外では2022年11月に発表されたもの。
「HP Jet Fusion 5420Wソリューション」は、白色パーツを製造可能。
造形できるのは、産業グレードの素材で、パーツあたりのコスト削減、製造予測性の向上など、製造能力の高いMulti Jet Fusionプラットフォームのメリットを提供する。
用途は自動車や消費財、ヘルスケア、産業機器の市場などで、海外ではDI Labs、Prototal Industries、Weergなどの企業で白色パーツを生産している。
具体的な事例では、ゼネラル・モーターズ向けのスポイラー(エアロパーツ)スキー用のゴーグル、HP製品もある。これらにより、2022年11月現在、Multi Jet Fusion製の部品製造数は、累計1億7000万個を超えている。
「HP Jet Fusion 5420Wソリューション」の国内での販売は今年5月を予定。
HPのパーソナライゼーション&3Dプリンティング事業担当プレジデント ディディエ・デルトーリ氏
AM(アディティブマニュファクチャリング)技術は、持続可能なイノベーション、究極のユーザー体験(ハイパーパーソナライゼーション)、ビジネスのレジリエンスといった現在最も求められている市場のニーズに応えます。当社のパートナーやお客様といったグローバルネットワークと共に、私たちはAM技術を拡大して、ニーズに応えます。
HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション
https://jp.ext.hp.com/printers/3d-printers/
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