【2022年8月29日】コニカミノルタジャパンは8月31日(水)、印刷物にデジタル加飾を施すインクジェットスポットUVニスコーター「AccurioShine(アキュリオ シャイン)3600」を発売する。
同機は、UVインクジェット方式によるニス加工機とMGI社製の箔押し機「iFoil One」が一体となったデジタル加飾機。
エンボス(厚盛り)効果のある3Dニス加工からメタリックな表現を実現する箔押しまで、シームレスな加飾印刷物に対応する。
中規模の印刷会社をターゲットにしたMGI社製「JETvarnish 3DS」の後継機種にあたり、今回からコニカミノルタブランドとなる「AccurioShine」を冠し、新しいデジタル加飾システムとして、マシンサイズ・価格ともにコンパクトにしている。
版や型を作成する必要がないため、最低1枚からプリント可能。このため、アナログ工程で発生する金型作成やスクリーン印刷の製版などでの、中間廃材や廃液を大幅に削減でき、環境への影響を抑えられる。
出力は印字方式インクジェット方式で、用紙サイズ最小21×29.7cmから最大36.4×75cmまで対応。最大印字幅は35.2cm、コーティング厚は21μm~116μm。
加工速度は、2,077枚/時(A3、21μm)、1,260枚/時(A3、51μm)、547枚/時(A3、116μm)となっている。
本体標準価格は、47,200,000円(本体+iFoilOne、税別、各種ユニット、オプション、設置料金別)。
用途は、冊子、パンフレット、名刺やポスターなどで、商業印刷物の付加価値を高め、よりインパクトのある印刷物起点のコミュニケーションや収益性の高いビジネスに貢献するという。
このほか、先日発表した「EX感性ソリューション」を併用することで、加飾印刷物による消費者の購買行動を予測し、購買活動につながる最適な印刷物のデザインの追求なども可能。
コニカミノルタジャパンは、デジタル加飾市場において、大規模印刷会社向けのMGI社製品「 JETvarnish 3D Evolution 」 から 、 中規模向けの「AccurioShine3600」、小規模向けの「AccurioShine101」までラインアップし、幅広い顧客層に向けて付加価値の高い加飾印刷を提供していくという。
AccurioShine3600
https://www.konicaminolta.jp/business/products/graphic/decoration_print/accurio-shine-3600/index.html
EX感性ソリューション
https://www.konicaminolta.com/jp-ja/expainablekansei/
AccurioShine101
https://www.konicaminolta.jp/business/products/graphic/decoration_print/accurio-shine-101/index.html
JETvarnish3DEvolution
https://www.konicaminolta.jp/business/products/graphic/mgi/jet_varnish_3d/index.html
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