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エプソン 新型デジタルラベル印刷機「SurePress L-4533AW」と「L-4533A」を9月上旬発売 速度は従来機の1.8倍 高画質化も

【2017年6月30日】エプソンは9月上旬、デジタルラベル印刷機「SurePress」の新製品「SurePress L-4533AW」(6 色+ホワイトインク搭載モデル)と「SurePress L-4533A」(6 色モデル)の 2 モデルを発売する。

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SurePress L-4533A,AW

「SurePress」シリーズは2010年10月に「L-4033A」を発売し、その後、2012年11月には白インク搭載の「L-4033AW」を発売。インクジェット方式のラベル用デジタル印刷機として、シール。ラベル印刷業を中心に、国内で60台以上を納入している。
上質紙などはもちろん、 PET フィルムなどの幅広いラベル素材に対応ししており、アナログ印刷ではできなかった少量や可変印刷で活用されている。

 

速度は1.8倍 画質も向上

新型機ではさらに画質を高品質にした上、バリアブル印刷時の速度を従来機の 1.8 倍(4pass モード時)まで向上。低パス(4pass/6pass)モードの画質改善により、高速印刷でも高品質を実現した。

新機能では「エッジスムージング機能」を搭載しており、画像の輪郭や細い線、文字などの表現、高速印刷時のベタ塗りの品質向上を実現した。

SurePress L-4533A,AW

インクは、従来機同様の水性顔料インク「SurePress AQ ink」を採用。「ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、オレンジ、グリーン」の基本 6 色で、食品ラベルではみずみずしさを演出、コーポレートカラーなどの再現性も高い。

「L-4533AW」にはホワイトインクが搭載されており、高い隠蔽性を実現。
透明フィルムの場合でも白を背景にすることでカラーを際立たせ、白地や白文字の印刷にも対応する。

 

メール送信で省人化

作業工程上では、印刷機の状態をオペレーターへメールで知らせる「メール送信機能」を追加。離れた場所で印刷機の状況を把握でき、オペレーター1 人で「SurePress」複数台を操作でき、印刷現場の省人化に貢献するという。

SurePress L-4533A、AW

また、機構や操作面でも、ユーザーの意見を大幅に取り入れた改善を行い、メンテナンス性を向上。サポート体制を充実させ、ユーザーの稼働を支援する。
価格は「SurePress L-4533AW」が1,950 万円(税別、初年度保守など含む)、「SurePress L-4533A」1,900 万円(税別、初年度保守など含む)。

エプソンでは「SurePress」の販売台数を、2019 年までに累計約 100 台としている。

 

「SurePress L-4533AW」「SurePress L-4533A」 製品仕様書

 

 

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