【2019年5月21日】凸版印刷はこのほど、総務省が推進する「統一QR『JPQR』普及事業の請負事業者として採択された。
これにより8月1日から、岩手県、長野県、和歌山県、福岡県で統一「QRコード・バーコード(JPQR)」を使用したコード決済導入に関する効果検証を実施する。
総務省の「統一QR『JPQR』普及事業」は、政府が掲げるキャッシュレス化の推進事業の一環。
現在、モバイル端末を用いたコード決済などは、各社が新規サービスを提供するなど、普及に向けた期待が高まっている。一方で、仕様の異なるさまざまなサービスが登場しており、導入に伴う負担が大きくなっていた。
こういったコード決済における課題を解決するために、同事業では「JPQR」を使用し、コード決済での店舗側の負担軽減や利用者の利便性向上を検証・推進する。
また、コード決済の広範な普及を図るため、地域に面的に「JPQR」を導入。加盟店開拓の検証と、低い手数料率などによるキャッシュレス化進展に向けた効果検証を4つの地域で行う。
今後、凸版印刷は今後、さまざまな地方自治体、決済事業者、関連企業と協力し、統一QR コード・バーコード決済の普及を通じたキャッシュレス社会の実現に向けた取り組みを推進していく。
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