【2024年9月6日】ミマキエンジニアリングは10月、エコソルベントインク搭載Roll to Rollプリント&カット複合機「CJV200シリーズ」を発売する。
「CJV200」は、同社のフラッグシッププリンタに搭載されているプリントヘッド「330エンジン」をシングル搭載している。
また、プリントの用途に応じて多様な作図モードを搭載しており、4色インクセット(CMYK)使用時の実用作図モードでは17.0㎡/hのプリント出力が可能。8色インクセット(+LcLmOrLk)使用時は8.5㎡/h。これはエントリーレベルのプリンタでは最高クラスの生産性という。
自動ドット調整機能(DAS ; Dot Adjustment System)を搭載。自動的に初期調整を完了するため、オペレーターの技量のばらつき無く高画質プリントを実現する。
オプションでは、自動ノズルチェックユニットを用意しており、無人連続運転時でも基材の無駄を抑制する。
インクは、GBLフリーの新エコソルベントインク「SS22」を日本を含むワールドワイドで搭載。近年世界的に使用規制が強化されている有機溶剤の一種GBLを含有せず、これまで以上に作業者の安全を配慮している。
「SS22インク」は、従来の「SS21インク」の耐候性や乾燥性などの機能をそのまま継承している。
また環境にも配慮した脱プラスチックの紙製インクカートリッジ形態で販売される。
モデルサイズは3種類で、「CJV200-75」(800mm)が150万円、「CJV200-130」(1,361mm)が170万円、「CJV200-160」(1,610mm)が185万円(すべて税別)。
同社では、主にサイングラフィックスの用途で年間約1,500台の販売(全世界)を見込んでいる。
なお、同機は9月11日から開催される展示会「サイン&ディスプレイショウ(開催地/日本・東京)で展示される。
ミマキエンジニアリング
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