【2024年4月17日】富士フイルムビジネスイノベーションは4月下旬から、欧州地域で、デジタルカラー複合機「Apeos」シリーズの本格的な販売を開始する。
まず、イタリアから現地販売代理店を活用して販売をスタートし、同シリーズの販売エリアを欧州地域で順次拡大していく。
同社は2021年4月より富士フイルムブランドでの商品販売を開始し、これまでアジアパシフィックに限られていた海外での販売エリアを広げてきた。
現在、デジタルカラー複合機では、アジアパシフィックの他、主に中東・南米・アフリカで販売を拡大してきた。また、商業印刷向けのプロダクションプリンタでは、富士フイルムの販売チャネルを活用して既に欧州地域に進出している。
今回、欧州地域で本格的に販売を開始するデジタルカラー複合機は、A3およびA4サイズ対応の「Apeos」シリーズ計3機種。「Apeos」シリーズは、低温定着性を有するSuper EA-Ecoトナーの採用で、トナー定着時の消費電力を低減するなど環境負荷を軽減できるという。また、強固なセキュリティー機能を実装し、業務品質を向上する。
今回、同社は、イタリアより販売をスタートし、イギリスやフランス、スペインへと欧州地域での販売エリアを拡大。尚、イタリアは既に現地販売代理店と契約し、イギリス、フランス、スペインについても現地代理店を活用していく。
富士フイルムビジネスイノベーションは、今後もアナログとデジタルを繋ぐソリューションのポータルとなるデジタルカラー複合機販売をワールドワイドで展開。情報の効果的な利活用を促進するワークフローソリューションやITサービスを合わせて提供することで、ユーザーの業務における円滑なコミュニケーションの実現と、課題解決に貢献していく、としている。
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