【2023年8月23日】3D Printing Corporation(3DPC)は、Carbon社のDLS(Digital Light Synthesis:デジタル光合成)方式3Dプリンタ、「M3 Max」の取り扱いを開始した。
「M3 Max」は、最大307 x 163 x 326 mmサイズの造形が可能。これにより、大型の部品や少量生産に適している。
先行機種「M2」に比べ、最大で250%造形速度が向上している。また、DLS方式により、速い造形時間を保ったまま、部品にかかる力も小さくなり、造形時に起こる積層間のばらつきを最大で50%低減し、ほぼ積層痕のない造形を実現できるという。
DLS方式は、材料をいれるバットと造形ベッドの間できる「デッドゾーン」を、光をバットの下から樹脂に照射することで、造形物は浮かして硬化する。このため、高速で連続した造形が可能で、造形物にほぼ積層痕はない。
さらに強い力に敏感なエラストマーや、複雑な形状をした部品の滑らかさは、先行機種と比べ向上しており、従来は難しかった部品の製造も可能。UVに強い材料を用意し、最終部品や製品の製造にも適している。
用途は、工業品や自動車、消費材、医療、歯科などを想定している。
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