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コダック ジャパン 完全無処理CTPプレート「KODAK SONORA」 国内累計導入社数700社を超と発表

【2021年7月20日】コダック ジャパンは、完全無処理CTPプレート「KODAK SONORA」の日本国内での累計導入社数700社を超えたと発表した。

完全無処理CTPプレート「SONORA XJ」は、コダック ジャパンの群馬事業所の研究開発部門で日本市場向けに開発された。改良版の「SONORA CX」や「SONORA CX2」をリリース。新聞印刷向けには、「SONORA NX」を発表し、2020年には感度や機上現像性、耐傷性、保存安定性を向上した「SONORA NX2」をリリースした。商業印刷向けには「SONORA CX」「SONORA CX2」とバージョンアップを重ねている。

これらによりSONORAシリーズは、日本国内47全都道府県の印刷会社で広範に採用されている。

「SONORA」は、プレートセッターでの露光後、現像や水洗、ガム引き、乾燥などの一切の処理工程を必要とせずにそのままプレートを印刷機にセット可能。このため、自動現像機や処理薬品が不要で、初期投資コストからメンテナンスコスト、液管理の作業まで、現像処理に関わる一切の負担を排除できる。

 

コメント

コダック ジャパン 代表執行役員社長 藤原浩氏

日本国内でのSONORAの導入社数が500社に達したのが2019年の5月でした。
そしてこの度700社を達成したことを大変嬉しく思います。昨年、今年とコロナ禍にあってもSONORA導入のニーズは加速しており、これはまさに、SONORAがコストダウンはもちろんのこと、ワークフローの合理化、環境負荷軽減と持続可能性の向上に理想的なソリューションであることを証明しています。

また、コダックのプレート全体の出荷に占めるSONORAの比率は今年度末には半分以上を占めると予測しています。既にSONORAは世界で5,000社以上の企業で採用されており、視認性や耐傷性、耐刷性などの性能を大幅に強化した新製品のSONORA XTRAは海外市場で高い評価を頂戴しています。

日本市場向けにも、このテクノロジーを応用した次世代SONORAの開発に取り組んでいます。コダックは完全無処理CTPプレートのパイオニアでありマーケットリーダーとして、引き続きお客様の多様なニーズにお応えするべくチャレンジしてまいります。

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