【2018年6月20日】大日本印刷(DNP)はこのほど、DNPのオリジナル書体「秀英体」で、活版印刷の風合いを再現した「にじみフォント」の第2弾「秀英にじみ丸ゴシックB」を、モリサワにライセンス提供した。
モリサワは、「秀英にじみ丸ゴシックB」をDTP用フォント製品として今秋に発売するほか、Webフォントサービスでも提供する予定。
モリサワは2009年から、DNPとのライセンス契約に基づいて秀英体フォントを販売しており、今回1書体を追加し、計23書体となる。
「秀英にじみ丸ゴシックB」は、活版印刷の特徴であるインクの“にじみ”や金属活字自体には無い“ゆらぎ”を再現しており、コンテンツホルダーやデザイナーなどから高い評価を得ている。
今回、書籍のタイトルやポスターの見出しなどでの利用を想定し、「秀英丸ゴシックB」のにじみフォントを新たに開発。紙とインクの質感を思わせる“にじみ効果”が、「秀英丸ゴシック」のやわらかな表情や温もりを一段と引き立たせ、手作業でつくったようなアナログ感やレトロ感を演出する。
販売は、モリサワのフォント製品「MORISAWA PASSPORT」、「MORISAWA PASSPORT ONE」、「MORISAWA PASSPORT アカデミック版」、「MORISAWA Font Select Pack 1/3/5/PLUS」の1書体として販売するほか、モリサワのWebフォントサービス「TypeSquare」でも提供する。
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