【2017年10月27日】「Japan Digital Textile Conference2017(ジャパン・デジタル・テキスタイル・コンファレンス2017)」が、12月4日(月)、東京・新宿京王プラザホテルで開催される。主催はWTiN、共催は大野インクジェットコンサルティング。
「デジタル・テキスタイル・コンファレンス」は、繊維やアパレル分野、またソフトサイネージなどで活用されているデジタルテキスタイルの最新動向を、国内外のデジタル印刷機メーカーやアナリストなどが登壇し最新情報を報告する。
昨年(2016年)12月の日本で初めて開催され、120人が参加した。
主催のWTiN (ワールド・テキスタイル・インフォメーション・ネットワーク)は、これまで多くのイベントを開催や、雑誌「デジタルテキスタイル」の発行を手がけてきた。
コンファレンスでは、欧州のインクジェットプリンタやインクメーカー、画像処理ソフトベンダー、昇華転写紙メーカーなどデジタルテキスタイルに関わる幅広い講演者を招き、最新の状況のプレゼンテーションを行う。
また、参加者との活発な質疑応答を行うことで、世界のデジタルテキスタイルのシーンがどのように動いているかを把握できる。
講演予定者とテーマ(一部)は以下の通り。
ムルトゥ・オロツコ「世界・地域別のデジタルプリントの計数データの提供と分析」
タンシ―・フォール「繊維産業に持ち込まれつつある革新的な技術」
国内の講演者「国内でのデジタルテキスタイル導入事例(複数)」
マッキンゼー社「アパレル製品の供給源はどこに向かうのか?」「インダストリー4.0 備えは出来ていますか?」
詳細・申し込みは以下から。
http://www.wtin.com/events/japan-digital-textile-conference-2017/
申し込みの際、上記のサイトから「Buy Ticket -> Click Here to Register 」で「OHNO10」をVoucher Code欄に入力すると10%の割引が得られる。
デジタルテキスタイルの世界は目に見えて、或いは見えないところで急速に発展しています。元々はデジタル化された画像データをインクジェットプリンタで布にダイレクトに(或いは昇華転写紙を使って間接的に)プリントすることで、スクリーンの制作や複雑な工程が必要な従来捺染に比べて、サンプルや小ロット生産に向く生産技術として提案され発展してきました。
これが、デジタリゼーションの必然の成り行きとして、Amazonを代表とするWEBベースのeコマースのプラットフォーム、ビッグデータ、AI、ディープラーニング、ロボティクスなど最新のデジタル技術と出会い融合することを通じて、繊維産業にも第四次産業革命 Industry 4.0 (Textile4.0)を起こしつつあります。
今年のコンファレンスでは、このトレンドもアジェンダに組み込み、世界の潮流の最新動向をお伝えしたいと思います。
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