【2021年2月18日】「オリジナル商品開発WEEK」が2月16日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。開催は19日(金)まで。
同イベントは、「国際OEM・PB開発展」「パッケージ×デザイン展」「地域産品展」といった展示会の総称で、オリジナル商品開発・プライベートブランド・OEM・業務用の製品・サービスが展示されるトレードショー。食品や雑貨を中心に、化粧品・雑貨・家具・パッケージなど開発支援の商材が集積している。
プリント&プロモーションではパッケージやラベル、販促品、オリジナルグッズなどを中心に各社ブースを紹介する。
TFBファクトリーズは、ペットフードメーカー内のグラフィックデザイン部が外販用のデザインを提供している。
すでに地方の名産品やお土産などで採用事例があり、印刷しての納品も可能という。
グラビア印刷の場合2000m~、デジタル印刷の場合は1000枚×10品目の1万枚程度から納品できる。
グラフィック・パッケージング・インターナショナルは、米国本社のパッケージング材料、紙器及び包装機械の大手企業。
ビール六連パックなどを得意としているが、日本では従来既製品を利用してきた小規模小売店向けに、デザイン性の高いオリジナルのパッケージを提案するという。
担当者は「コロナ禍でテイクアウト需要があり、すでにこの展示会でも数社の問い合わせがあった」としている。
エフビジューは、オリジナルグッズを多数出品している。
帽子の刺繍は1点から可能で、価格は帽子込みで1000円から。
アドビのIllustratorデータで入稿すれば、上記の帽子をはじめ、食器やアクセサリーへプリントや刻印、ラバーキャストなどにも対応する。
シュクホーは、アルミ使わず遮光性のあるパウチ「ZEKKO(ゼッコー)」を出品している。
アルミを使用せず、白インクでこれを代替しているため、完全な白地を実現、印刷してもメタリックカラーにならずデザイン案通りの仕上がりを期待できるという。
「花ポケット」は、チャック付きの前開きパウチに植物用の栄養剤を充てんした商品。一輪挿しのように使用でき、最長で2週間程度、生花を咲かせたままにできるという。
栄養剤はさまざまな色にすることもでき、壁掛けの一輪挿しとして、これまでにない展開が可能。
すでに東京競馬場などで採用されており、今後、イベントや店舗装飾として拡販していく。
インパムは岡山のラベル印刷会社。今回は軟包材にプリントしたサンプルパウチのロールを展示している。この製品は100mという少量から制作可能で、小規模のサンプリングに適している。
このほか、デジタル印刷によるメタリックカラーのラベルも展示している。
松本印刷は、さまざまなパッケージを展示している。
新型コロナウイルス感染拡大後は、封筒の印刷が増えているという。また、抗菌製品も需要が増えている。
ハネストは、チョコにホワイトチョコレートを使って、絵や文字を描く技術を使った商品を多く出品している。凹凸の表現が可能で、細かな線や文字も表現できる。
現在、少年漫画などの人気キャラクターを多く商品化しており、いずれも人気を得ている。
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