【2015年10月14日】「JAPAN PACK 2015(2015 日本国際包装機械展)」が10月13日、江東区有明の東京ビッグサイトで開幕した。同展示会は包装関連資機材の見本市。今回は「包む世界 みつける愉しみ」のテーマで、最新の機器や技術、システム、サービスなどを持つ415社・団体が出展している。
レポート③では印刷物では不可欠な検査装置を出品した企業を紹介する。社名(ブース番号)の順。
ナビタスビジョンソリューション(3-105)は、校正・刷り出し検版システム「NaviScan」を出品している。
同システムはスキャナを採用し、校正や市売り出し検版、検査を行う。シートやカード、ラベルなどを検査可能で、マスターとなる印刷物やデータと刷り出しを比較し検査する。検査対象は「印刷物と印刷物」「PDFデータと印刷物」「PDFデータとPDFデータ」などさまざまなものを比較できる。スキャナーサイズは最大B0まで対応。
担当者は「検査は包装、印刷にかかわらず共通の課題。多くの来場者に見ていただきたい」としており、展示した機器以外にもさまざまな製品を紹介する。
また、マイクロ・テクニカ(4-201)は、枚葉のシートやカードを検査する「外観・絵柄検査システム」を実演。さまざまな対象物を1カメラで検査でき、バーコードなどの可変情報にも対応する。また、東芝テックの小型のサーマルラベルプリンタと検査装置をインラインで接続し展示している。
このほか、ダックエンジニアリング(4-205)は、ナローウェブ検査装置「Crossover XLC402」と新製品の静止画像装置を展示している。
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