【2018年5月10日】「Premium Textile Japan 2019 Spring/Summer(PTJ2019)」が5月9日、千代田区の東京国際フォーラムで開幕した。開催は今日5月10日まで。
主催は日本ファッション・ウィーク推進機構。
「PTJ」は多彩な高品質テキスタイルを提案するビジネス商談会。織物や編み物、プリント、縫製など、さまざまな企業が出展。中には染色業者も含まれており、デジタルプリントによるテキスタイル製品も紹介された。
神戸レザークロス(C-30)は、「UVプリントX刺繍(ししゅう)」を展示した。
「UVプリントX刺繍」はフラットベッドタイプのUV硬化型インクジェットプリンタ(IJP)と刺繍を組み合わせた製品。
写真画質に近い画像を革製品にプリントできる上、刺繍との組み合わせで独特の風合いを演出できる。
このほかにも同社は、革製品へのUV硬化型IJPによるプリントを披露した。
野崎染色(C-16 )は、ロール式のインクジェットプリンタによるデジタルプリント「da Vinci」を紹介した。
この方式では約2万色の色表現が可能なうえ、1枚からの作成が可能。幅は30㎝~180㎝までに対応しており、少量のサンプル作成から量産品までに対応できる。
同社ではデータ処理から、前処理、プリント、後加工までを一貫して行える。
ブースでは動画で染色の様子を紹介しており、わかりやすく担当者が製品を説明している。
東海染工(C-18)は、大型のインクジェットプリンタを所有しており、反応染料によるデジタル印刷を得意としている。
担当者は「熟練工が少なくなっており、一部の染物はインクジェットにシフトしている。また、ロットも1200mが捺染の単位だがこれより少ないものが増えている」とデジタルプリントへの移行について話す。
サンプル1m単位から、量産は1柄500m単位でのプリントが可能。
会期:
5月 9日(水) 10:00~18:30
5月10日(木) 10:00~18:00
会場:東京国際フォーラム ホールE-1
来場者:バイヤー及び招待者限定 [入場無料・招待、事前登録制]
事前登録などは以下から
http://www.ptjapan.com/index2.html
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