凸版印刷は7月27日、BPO(Business Process Outsourcing)事業の中核を担う新拠点「BPOスクエア朝霞」の本格稼働を朝霞工場内で開始した。
BPO事業は企業や自治体の事務局業務やコンタクトセンターなど、幅広い業務を代行するもので、IoTやウェアラブル端末など先端技術の活用により、効率的なBPOソリューションを提供。従来の5割増となる1日10万件の業務処理が可能となった。
「BPOスクエア朝霞」は、すでに地方自治体が実施する健康増進事業の大型アウトソーシング業務の受託が決定している。
凸版印刷は、「BPOスクエア朝霞」での技術とノウハウを全国11拠点に展開するとともに、全国でこれまで以上にハイレベルなセキュリティと運用ノウハウが求められる業務への対応を強化していく。
凸版印刷では、「BPOスクエア朝霞」をモデルに全国のBPO拠点の拡張や、ベトナムIT大手FPTコーポレーションとの協業によりIoTやビッグデータを活用するBPOサービスの開発をより効率的に進め、さらなる事業拡大を図る。これによりBPO関連事業で2020年度に1200億円の売り上げを目指す。
「BPOスクエア朝霞」概要
・名称: BPOスクエア朝霞
・所在地: 埼玉県新座市野火止7丁目21-33
・建物: 地上7階建
・機能: コンタクトセンター、事務センター、データ運用センター、ロジスティクスセンター、DMセンター、システム開発
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