【2024年2月5日】ブラザー工業は1月、製造子会社ブラザーインダストリーズ(フィリピン)の第3工場を完成させた。
第3工場の延床面積は、87,453m2の4階建てで、製品本体および消耗品の生産、保管等に活用する。
ブラザーインダストリーズ(フィリピン)は、2012年に設立した製造拠点で、プリンター、複合機とラベルライターの本体および消耗品を生産している。
設立以来、ブラザーグループのプリンティングビジネスの拡大に伴い、生産能力を増やしてきたが、製品販売の増加に備えるために第3工場を建設した。
第3工場は、さまざまな種類の製品生産が可能となるため、今後の事業環境の変化に柔軟に対応できる予定。また、BCP対策として、部品や製品を保管できる倉庫機能も兼ね備えることで、物流面でリスクが生じた場合にも一定期間は生産と出荷が可能となる。
さらに、屋上に設置した太陽光パネルによる発電により、工場内で使う電気の一部を再生エネルギーで賄うことで、「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」で掲げるあらゆる事業活動のカーボンニュートラル実現に貢献する。
所在地:Lot 1-B-2, Phase 1B, First Philippine Industrial Park, Brgy. Ulango, Tanauan City, Batangas 4232 Philippines
施設用途:プリンター、複合機、ラベルライターの本体および消耗品の生産、保管等
建物規模:鉄骨造 地上4階建て
延床面積:87,453m2
着工:2022年4月
完成:2024年1月
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