【2020年1月21日】富士ゼロックスアジアパシフィックはこのほど、「PIXI (Printing Innovation with Xerox Imaging) アワード」を開催し、2019年度受賞作品の43作品を発表した。
これによると日本から2社2作品が各部門で「第1位」を獲得している。
最優秀賞に選出されたIntertype社(オーストラリア)の「デザイナー教育キット」
「PIXIアワード」は、アジア・パシフィック地域における富士ゼロックス製プロダクションプリンタのユーザーから応募作品を募るコンテスト。審査は印刷やグラフィックデザインなど各分野の識者が行い、作品の品質やデジタル印刷技術の活用、革新性、ビジネス有効性、全体的な美しさといった基準に基づいて受賞作品が決定される。
応募作品はアジア・パシフィック地域で開催される印刷関連のイベントや展示会などで紹介されるため、応募者にとって自身の技術・発想力を国際的にアピールする機会ともなる。
12回目を迎えた今年度は、248作品の応募作品について審査が行われ、22部門で43の受賞作品、および最優秀賞1作品が決定した。
このうち日本から、「ポスター部門」でアオヤギ(福岡県福岡市)の作品と、「オフィス用品部門」でヤマゼンコミュニケイションズ(栃木県宇都宮市)の作品が、「第1位」を獲得した。
また、最優秀賞にはIntertype社(オーストラリア)の「デザイナー教育キット」が選ばれている。
なお、2019年度の受賞作品は、現在、富士ゼロックスのショウルーム「グラフィック コミュニケーション サービス 東京(東京都港区六本木3-1-1 六本木ティーキューブ 6F)」に一部が展示されている。
日本企業受賞作品
・ポスター部門 第1位
アオヤギ「ロアッソ熊本 ロングタペストリー」
使用機種:Iridesse Production Press
解説:
Jリーグクラブ「ロアッソ熊本」グッズとして開発。ナイロン素材であるシータスに、Iridesse Production Pressの特徴でもあるゴールドの特殊トナー+フルカラープリントを行い、長尺105cmのタペストリーとして仕上げられている。
・オフィス用品部門 第1位
ヤマゼンコミュニケイションズ「POCKET MUSEUM(名刺カバー)」
使用機種:Iridesse Production Press
解説:
お客様との関係をつなげるための入り口である名刺は、必ず受け取っていただける絶好のPR ツールであるということに着目。お客様にインパクトを与え、また営業マンや自社のアピールに効果的なツールになるようにと開発されました。
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