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【年頭所感】コダックジャパン 代表執行役員社長 藤原浩 「“無処理版のリーダー コダック”をさらに深化」


【2020年1月6日】あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

令和元年は、台風や豪雨など度重なる自然災害に見舞われ広範囲にわたる被害をもたらしました。この場を借りて被災された方々に謹んでお見舞い申し上げます。
その一方で、元気をもらえる話題も多くありました。その最たるものがラクビ―のワールドカップで日本代表チームが史上初のベスト8まで勝ち進んで日本中を沸かせてくれたことです。「ONE TEAM」の素晴らしい活躍に改めてチーム力の重要さを再認識させられました。
令和2年は、いよいよ東京オリンピックが開催され、その盛り上がりに期待が大いに膨らみます。印刷業界においては需要が上向く絶好の好機になればと願っております。

 

製品受け入れられる3つの要因

今年は、印刷業界のオリンピックと称される世界最大規模の印刷機材展「drupa2020」が6月に開催されます。drupaで印刷業界が進むべき新たな道筋がどのように示されるのか、こちらも非常に楽しみなイベントです。コダックとしても、drupaを今年の最重要イベントと位置付け、新製品や新しいソリューションを披露すべく着々と準備を進めているところです。
印刷業界は、原材料費をはじめとするコスト増に直面していますが、如何に経営の効率化を進めていくかが非常に重要になっています。経営の効率化に大きな貢献を可能にするのが、まさに無処理CTPプレート「KODAK SONORA」です。既に日本国内では全47都道府県のお客様に導入が進みその数は600社に迫る勢いで加速しています。
SONORAが市場で受け入れられている要因は次の3つの大きな環境改善が図れることにあります。
1.「経営環境の改善」
自動現像機が無くなるため、処理薬品の購入代や廃液回収をはじめとするコストダウンが図れます。
2.「現場環境の改善」
自動現像機のメンテナンスや母液交換などの労働的側面に加えて、網点の変動が無いため現像不良が発生せずに、色合わせも早くより綺麗に印刷できることから高い評価も頂戴しています。
3.「自然環境の改善」
近年サスティナブルな社会を目指すSDGsなど世界規模で様々な取り組みが行われていますが、SONORAはまさにその一翼を担うソリューションと言えます。

昨年秋には、耐刷性を50%向上、視認性・耐傷性も20%向上した新製品「KODAK SONORA CX2」を発表し、市場から大きな注目を集めています。本年も無処理版のリーダーとして、SONORAの継続的な性能向上に取り組み、さらなる普及に向けて注力してまいりたいと考えております。
またCTPプレートや定評あるプレートセッターのみならず、誕生から20年を数えるワークフローシステムの先駆けとも言えるPRINERGYには、クラウド環境でその全機能が使えるサブスクリプションモデル「PRINERGY VME Managed Services」が新たに発表されたばかりで今年から本格的な展開を進めてまいります。

 

IJはUtecoグループと共同開発

さらには、インクジェット分野においてもUtecoグループとの共同開発による、環境にやさしく高生産性と高品質を両立させたパッケージ印刷向け印刷機「Sapphire EVO」の世界第一号機がいよいよ日本で本稼働します。インクジェットテクノロジーの応用分野が大きく拡大していくものと大きな期待を寄せています。
偏にコダックをご支援いただいている皆様方のお陰と感謝の気持ちで一杯です。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

本年も皆様と共に『五感に訴える』印刷が持つメディアとしての役割の基本に立ち返り、コダックの自前技術による幅広いポートフォリオを活かしたトータルソリューションの提案で皆様の業績アップに貢献してまいりたいと考えています。
社員一同「ONE TEAM」「ONE KODAK」となり、さらなる努力を重ねてまいる所存ですので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

年頭にあたり、皆様のご健勝とご多幸、ますますのご発展を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

 


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