共同印刷　「モイストキャッチイージーピールタイプ」を開発　薄さ・機能そのままで、取り出しやすく

【2019年2月13日】共同印刷は、湿気・アウトガス吸収フィルム「モイストキャッチ」に易開封性を付与した、「モイストキャッチイージーピールタイプ」を開発した。

「モイストキャッチイージーピールタイプ」は、吸湿能力やフィルム厚は従来品と変更なく、より滑らかな開封と内容物のスムーズな取り出しを実現し、樹脂と乾燥剤を一体化した高機能材料。

「モイストキャッチ」は、乾燥剤を使わずにパッケージ内部を低湿度環境に保つことができるため、医薬品・電子部品・精密機器など、さまざまな業界の湿気、アウトガス対策に対応する。

新製品の「モイストキャッチ イージーピールタイプ」は、モイストキャッチの販促過程で寄せられた、「高齢者でも簡単に開けられる袋にしたい」「開封した袋の切断片による異物混入リスクを抑制したい」などの要望に応えて開発したもの。

機能の付加により、医療機器などの取り出し性や、小型センサー、電子部材向けの小さな包装袋の開封性の向上を実現。包装袋端を切断して開封する必要がなく、開封後に袋の切断片が発生しないため、異物混入のリスクも低減できる。

今後、共同印刷では、医薬品や電子部品、精密機器業界などを中心に「モイストキャッチ イージーピールタイプ」の拡販を進め、高機能フィルムのラインアップ拡充と販売拡大に引き続き注力する。

なお、同製品は2月20日（水）から22日（金）までインテックス大阪で開催される｢第5回 インターフェックス 大阪｣で初展示される。

第5回 インターフェックス大阪
https://www.interphex-osaka.jp/ja-jp.html