【2018年4月26日】小森コーポレーション(KOMORI)は、A全判オフセット枚葉印刷機に、新たに反転機構付「LITHRONE G37P」の8色機モデルをラインアップした。
「LITHRONE G37P」は、オフッセトオンデマンド対応型のマシン。
最高印刷速度は15,000回転、紙厚は0.04-0.45mmで高速安定稼働を実現している。
最大寸法は640×940mmで、最大寸法出版・商業印刷からパッケージ印刷まで幅広い印刷ニーズに対応できる。
新たな反転機構は、紙尻側を咥える爪に回転構成を持っており、反転動作中の咥え替えがなく、安定した表裏見当を実現する。
また、反転胴の表面もフラットで、反転胴特有のリム部でのコスレキズを解消し、高い印刷品質を得られる。構造もシンプルとなり、耐久性やメンテナンス性が格段に向上している。
今回の反転機構の搭載により、コンパクトなボディサイズでありながら8色機で両面ワンパス印刷が可能。
さらに近年欠かせない高感度UV乾燥装置H-UV、H-UV L(LED)はもちろん、印刷品質検査装置PQA-S、自動版見当機能を備えた分光式色調管理装置PDC-SXなど、豊富なオプションも搭載できる。
なお、「LITHRONE G37P」は、すでに全世界で数台の導入が決定しており、6月14日から15日につくばプラントにて開催予定の「Pre-IGAS」で初披露される。
さらに、7月26日から始まるIGAS 2018にも出品し、デモンストレーションを行う予定。
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