【2021年6月2日】タキロンシーアイはこのほど、容器包装リサイクル法で「紙」製と認められるセルロースコンパウンドの設計を開始し、開発を進めている。
この素材は、一般的な樹脂と同等に扱うことができ、処方に関する特許を出願済み。
製品は独自の特殊混錬製法により開発されたもので、天然繊維であるセルロースを51%以上配合したオレフィン系樹脂のコンパウンド。このため「紙」と表記できる。
通常のオレフィン系樹脂と同等の物性をもち、強度、耐熱性の点ではオレフィン系樹脂に勝る性能がある。
また、ニーズに合わせた配合や流動特性の調整も可能。採用により石油由来樹脂の使用量を低減し、CO2排出量を削減する。
同社では現在、セルロースコンパウンドで自社製の包装用ジッパーを開発中で、剛性と柔軟性のバランスを実現させ、2021年度中に発売する見込み。
このほか、セルロースコンパウンドの展開先として、紙製カトラリーや日用品雑貨、自動車の内装材、壁紙などを想定している。
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