DNPとDCS　入試DXを加速する新サービス　「リアテンダント（入試版）」と「スマート合否管理」を10月提供開始

【2025年8月7日】大日本印刷（DNP）とDCS（三菱総研DCS）は、学校のDX推進を目的とした協業の第2弾として、入試のデジタル採点に特化した「リアテンダント（入試版）」と、合否判定の決定を支援する「スマート合否管理」を10月に提供開始する。
これらにより、「出願～試験～採点～合否～入学手続」までをワンストップで支援し、入試運営業務のさらなる効率化を図る。

両社は2025年1月に協業を開始し、第1弾としてDNPの「DNP学びのプラットフォーム リアテンダント」と、DCSの入試支援サービス「miraicompass」シリーズの相互販売を実施してきた。

新サービスのうち「リアテンダント（入試版）」は、これまで全国約3,800校に導入されてきたデジタル採点サービスを、入試業務向けに最適化したもの。複数受験者の同時採点やダブルチェック機能、入試専用のセキュリティ環境などを備える。

「スマート合否管理」では、出願から採点・合否判定・入学手続までの各種データを自動連携。合否判定会議前後の資料作成・照合作業の負担を軽減し、リアルタイムなシミュレーションや多元評価による判定を支援する。

両社は今後、本サービスを軸にパートナー連携や機能拡充を進め、全国の学校運営におけるDXを推進するとしている。