【2024年11月28日】TOPPANはこのほど、TBMが開発した環境配慮型素材「LIMEX」を用いた化粧シートを開発した。
新製品は、TBMが開発した炭酸カルシウム(石灰石)などの無機物を50%以上含む「LIMEX」へ置き換えることで、従来の化粧シートよりもプラスチック使用量を約40%削減し、製品のCO2排出量を低減できる化粧シート。「LIMEX」を用いた化粧シートの開発は、同製品が初で、住宅の内装や建具向けに11月からサンプル提供を開始する。
TOPPANは、住宅の内装や建具に使用されている「内装用化粧シート」は、燃焼時に有害な物質が発生しにくいオレフィン系(非塩ビ)素材を提供してきた。
近年、地球温暖化による気候変動の課題に対して企業のSDGsやESGの意識が高まる中、建装材分野においても環境に配慮したモノづくりが求められていることから、「LIMEX」を用いた化粧シートを開発したという。
今後TOPPANは、当化粧シートを国内外の内装建具メーカーに展開し、社会課題の解決に貢献し2026年度に、関連受注も含めて30億円の売り上げを目指す。
「LIMEX」を用いた化粧シートについて
https://forest.toppan.com/designtech/limestone.html
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