TOPPANデジタル　茅野商工会議所と顔認証決済サービスの実証実験を開始　手ぶらで便利に支払い

【2024年4月3日】TOPPANデジタルと茅野商工会議所は、「地域Pay」における顔認証決済サービスの実証実験を4月30日（火）まで行なう。

TOPPANデジタルは、自治体などが発行する地域通貨やプレミアム商品券を運用するプラットフォーム「地域Pay」を提供している。

今回の実証では、長野県にある茅野商工会議所が検討する地域通貨事業の一環として、「地域Pay」に顔認証決済サービスを新たに追加。ユーザーは茅野市の実証店舗での買い物の際に、アプリやカードが不要でレジでの顔認証のみで決済できる。
ユーザーの行動変容や加盟店の運用などから、地域通貨事業の顔認証決済の有用性を検証する。

今回の参加者は、事前に選定された茅野商工会議所の関係者など約100人。実施場所は長野県茅野市内の5店舗となる。

地域通貨事業の導入を検討する自治体や団体が増加。一方で、現在の決済手段の主流はスマホであるため、スマホを持っていない、アプリの操作に不慣れといった住民へ向けた配慮が必要だった。また、紙券やカードの利用があるが、紛失や不正使用等のリスクも高いことも課題となっていた。

両者は今後、本実証を踏まえた効果検証を経て、顔認証決済サービスも実装した「地域Pay」による独自の地域通貨の提供を目指す。

「地域Pay」について
https://solution.toppan.co.jp/secure/service/areapay.html

茅野商工会議所
https://chinocci.or.jp/