【2022年9月21日】キヤノンは9月20日、オフィス向け複合機や家庭用インクジェットプリンタでの印刷に対応した「Hybrid Work Print Standard」を発売した。
キャノンでは在宅勤務でもオフィス同等の高いセキュリティ環境と管理機能を提供する新シリーズクラウド印刷サービス「Hybrid Work Print」を立ち上げ、その第1弾として同サービスを開始した。
「Hybrid Work Print Standard」は、キヤノンのオフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCEシリーズ」のクラウド型MFP機能拡張プラットフォーム「uniFLOW Online」を活用。オフィスから家庭用までキヤノンのプリンタを使用した自宅での業務印刷を可能にする。
これらにより、在宅勤務での業務印刷をオフィスと同等のセキュリティを確保した環境で実現するとともに、在宅勤務とオフィス出社を合わせた印刷状況を可視化し、ハイブリッドワークの生産性や利便性の向上を支援する。
印刷データは全て暗号化されるため、自宅での印刷もオフィスと同等のセキュリティが維持される。また、印刷枚数やファイル名をユーザーごとにログとして収集し管理する機能や、CSVファイルに出力する機能も搭載されており、印刷物による万が一の情報漏えいリスクに備えるだけでなく、自宅での業務印刷に伴う費用精算などにも活用できる。
さらに、印刷時にプリンタ本体でのパスワード入力を求める設定も可能で、取り忘れなどによって第三者に印刷物を見られたり持ち去られたりするリスクも軽減できる。
「Hybrid Work Print Standard」は、オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズ、インクジェットプリンタ「PIXUS/G/GX」シリーズ、レーザープリンタ「Satera」シリーズに対応。
キヤノンの幅広いプリンティング機器を活用しながら、在宅勤務とオフィス出社を合わせた企業全体の印刷状況の一元管理ができる。
なお、同社は在宅勤務で使用するキヤノンプリンタに特化して、在宅印刷・管理を可能にするサービス”Hybrid Work Print Simple”を2023年中に提供開始予定。
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