【2019年8月23日】大日本印刷(DNP)は8月29日(木)、コレクシアと共同で、独自の購買行動分析サービス「価値観CJM」の提供を開始する。
「価値観CJM」は、生活者へのアンケートに基づいて、価値観に基づいた潜在意識や行動を把握、分析することで、生活者の体験と購買行動の関連性やマーケティング課題を把握できるサービス。
生活者の購買意識や行動のデータである「価値観データベース」をもとに、DNPの「価値観クラスター」という定量的な手法で生活者の潜在意識を把握できる手法と、アンケート調査を使用。生活者のリアルな行動プロセスをカスタマージャーニーマップ(CJM)として自動生成するコレクシアの「消費者行動図鑑」を組み合わせ、独自の購買行動分析を行う。
従来のCJMは、性別や年齢等の属性ごとに設計されることが多く、価値観と行動の関連性などを示す個々の顧客像までは捉えることができなかった。
一方、今回システムは個人単位の「パーソナルCJM」を自動生成。「価値観データベース」 と関連付け、最適化したDMの送付やデジタル広告配信等のマーケティング施策にも活用できる。
今後、DNPは価値観クラスターを軸に、ターゲット顧客のペルソナ開発やインサイト分析のメニューを拡充。マーケティングにおけるデータ分析から、商品開発支援、 マーケティング施策の実行支援 まで、一貫したサービスを提供する。
このサービスでは、メーカーや金融、小売業など向けに、2022年度までに累計で1億円の売上を目指す。
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