【2017年6月8日】イメージ・マジックは6月7日、ユーザーがオリジナルデザインした生地を1mから作成・購入できるサービス「Fabric-Design(ファブリック・デザイン)」をリリースした。
「Fabric-Design」は、「自分で服を作ってきたい人」向けにオリジナル生地を作成できるサービス。
ブランド立ち上げたいクリエイターや、ハンドメイド作家、服飾関連の学校に通う学生をターゲットとしている。
従来の染色や織物でつくる生地では、小ロットでも数百mつくらなければならなかったが、このサービスはわずか1mから作成できることが最大の特長で、最長で約20mまでのオリジナル生地作成に対応する。
生地の幅は1120㎜~1480㎜まで。
製造には、製版が必要のないインクジェットプリントを採用しており、布への直接プリントによって少量生産を可能にしている。
また、テキスタイル専用の顔料インクを使用し、品質面でも少量生産にありがちな、低品質や色落ちなどの心配がない。
注文時はブラウザ上のWebツールを用意。
ユーザーはドローソフトや写真ソフトなどを用意する必要がなく、デザイン画像をアップロードするだけで、リピート柄を作成可能。
アップロード後は、大きさやリピートパターン(正送り、縦・横ハーフステップ、鏡面)も簡単に変更できる。
さらにアップロードしたデザインは、リピートデザインを維持したまま、画像やイラストの追加ができるという、世界初の機能を実装している。
これらにより、ユーザーが描くデザインを思いのままのデザインを実現できるという。
また、生地は4種類を用意。
「40Sコーマブロード」は、細い糸で高密度に織られたしなやかな生地。
「80/2コーマブロード」は、滑らかで肌ざわりが良く、光沢がある。
「CM80/2オックス」は生地の目がはっきり分かり、やや肉厚な生地。
「CM30ウエザー」はしっかりとした張り腰のある生地。
これらの使い分けで、トップスやパンツ、スカートのほか、ポーチなどの小物作成にも利用できる。
「Fabric-Design」は、小ロットの生産でも、追加費用が発生しないことも特長。
生地プリント工場は、自動化され、通常人手を介す作業を排除。注文後は、ダイレクトに生地のプリント加工から出荷までを行う。
1mあたりの料金は3000円前後~で、納期は10営業日以内。
Fabric-Design
https://fabric-design.meetmygoods.com/
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