【2021年8月2日】パッケージデザイン開発とマーケティング・リサーチを行うプラグはこのほど、「春夏新商品パッケージデザインランキング」を発表した。
このランキングは、毎年春と秋に同社が行っているもの。新商品を中心に大規模なパッケージデザインの好意度調査を実施し、その結果や傾向を発表している。
今回は686 商品を対象に、20~50 代の男女 38,000 人に調査を実施した(調査期間は 5 月 12 日~5 月 18 日)。
今回の傾向では、デザインの嗜好が「やさしいものや安心なものに戻る」傾向がみられたという。
これはコロナ禍で社会環境が不安定になったことの影響とみられ、昨年 2 回の調査でも「ロングセラーブランドのデザイン」が上位を占めていた。
今期はロングセラーブランドが上位を占める傾向は変わらないものの、これまでのブランドの世界感を抜け出し、新しいブランドのあり方を見せてくれるデザインが高評価を得ている。
また、カラートレンドとしては「淡いピンクに白を絡めたシンデレラのピンクドレスを思わせる配色のパッケージデザインが好意度評価上位にランクインしている」としており、「コロナによる巣ごもり需要が増え、家庭用商品の販売量が好調な中、春の明るさを感じさせ、気持ちが晴れやかになるようなデザインが好まれる傾向がある」と分析。
長引く自粛生活の中で、生活者が身近な商品デザインに明るさを求め、新たなブランドストーリーへの喜びを求める傾向があることを感じさせる結果となった。
(好き+やや好きのスコアで順位付け、単位:%)
この調査結果は、同社サイトからダウンロード可能。
また、2015 年から実施している約 7,588 商品の検索もできる。
詳細は以下から
https://www.pdr-plug.com/
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